猫と赤ちゃん

我が家にはパオアが来る前から9歳(ama)と1歳(sno)の猫がいて、特に心配だったのが9歳の方。1年程前に兄妹猫を失った直後、一か月以上様子がおかしくなった。

今まで皆無だった粗相が増え、寂しそうにしてる。私も仕事で終日留守にしているため、今まで2匹でぬくぬくしていた生活が1頭になってつまらなそう。。

おもちゃで遊んだり、いつも以上に気にかけたけどあんまり効果はなし。

そんな時、たまたま知人より子猫が生まれたということで1匹譲渡していただくことになった。最初、amaはかなり警戒して、嫉妬したり威嚇したりしていたけれど、今ではすっかり仲良しに(というか、snoがamaを追い回しているのをamaは気にしていない)

そんな経緯もあり、amaが赤ちゃんに嫉妬したらどうしようかなと心配していた。

が、、結果amaは全く問題なかった。ギャン泣きするパオアから逃げることが多くそれ以外はほとんど関心を示さない。泣くとうるさいなーというくらいだろうか。これはうまくいきそう。

と、代わってsno。実はパオアが生まれる少し前から甘噛みがひどいなーと思っていたが、同じ事をパオアのバタつく足で試そうとするではないか。もちろんsnoに悪気はない。甘えている、遊びたいというのはわかっているけど大人の私でも痛い。時には蚯蚓腫れが引かない時もある。授乳中で動けない時に来ると逃げ場がなく、ペットボトルでsnoを追い払うしかない。加えてパオアが泣くと反応して猫パンチでちょっかいだしにくるではないか。snoからしたらうるさいなー という感じで猫パンチなのか。

まさかsnoがこんなにパオアに反応するとは思わなかった。

snoはまだ遊び盛りの元気いっぱい1歳。前触れなく急に走り出すこともあり、いきなりパオアの足や手にちょっかい出す。かと言えば無視していることも多い。

パオアをベッドの上に置いて、すぐそばに立ちパオアの方を見ていなかった時の事。snoがいきなり走り出し、パオアの顔を踏み台にしてしまった。顔を踏まれたパオアは大泣き。運よく眼は大丈夫だったけれど、少しずれていたら危なかった。。。ひやりハッとってこういう事なのか。。。今では傷跡もわからないくらい薄くなったけれど、この一件から一瞬の緩みが危ないとわかって全く目を離せなくなった。

本来であれば部屋を分けたり、ゲージに入れたりすべきなのだろうけど、我が家にそんなスペースは無く、またずっと家じゅうを自由に行き来している猫たちをゲージにいれるなんてとても出来ない。。。しかも我が家のほとんどは引き戸なので二匹とも自由に開けてしまうのである。パオアと分けることはできない、つまりパオアから目を離さず見張るしかない。

最近はsnoの様子で大丈夫そうだなーというときはバウンサーに置いて洗濯物を干してしまったりするけれど、それでも何かあればすぐに寄れる場所にはパオアをキープ。

ふと、snoがamaのように見守り隊だったら、もっと楽だったのにな。。。。と思ってしまったりして。もちろんamaもsnoもパオア同様に大事。パオアがもっと育って猫たちと仲良くできたらいいのだけど。

猫と赤ちゃんってなかなか難しいと実感。

snoの年齢がまだやんちゃ盛りというのもあるけれど、猫を飼ってる人はどうやって赤ちゃんとうまくやっているのだろう?

まぁ、でも今のところ恐れている猫アレルギーらしきものを発症していないので一安心。

パオアと二匹が仲良くお昼寝できる時が来ることを楽しみに、今日もパオアをsnoの「遊んで攻撃」から死守したのでした。